2008年6月26日木曜日

★お粗末な日本の新エネルギー政策

米エネルギー省(DOE)が発表した報告書によると、計画段階にある総計225ギガワットの風力発電は現在設置されている風力発電施設の能力の13倍にあたり、現在計画中の天然ガスや石炭の発電所の能力よりもはるかに多いとされる。Fig1
世界の主要風力発電国には日本の名前すらない。Table1
Fig3では最下位から2番目に顔を出すという有様。
お粗末な新エネルギー政策だ。
ここでも世界から遠く取り残された様相が見える。原子力でも良いが先の地震で東京の電力すらようやく確保できている現状だ。

ソーラーでも世界一位の座をドイツに引き摺り下ろされ、さらに中国などにも抜かれる予想がある。
政策に予算がなければ立派な政策ができないのか。例えば、新築のマンションへのソーラーパネル設置に容積率を高めるとか、夜中煌々と明かりをつけているビル、マンションに自然エネルギーからの電力を義務付けるとか、やり方はいろいろとあるはず。またソーラーパネルメーカーなども積極的に価格を下げる努力をさせる法律を作るなど、やり方はちょっと考えただけで、100位はすぐに思いつくはずだ。

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